Polo British Country Spirit

ロンドンの騎馬警官の馬。普通に見えて普通じゃない。

英国に行くと大きな街には騎馬警官がいます。ロンドンではよく見かけます。
大きな催しなどがあると警護に登場します。
なぜでしょう。

視線が高いのと、警察官の圧力でなく、馬の圧力でルール違反を統制するためです。500キロの馬体重。近くで見ることになる人は、その迫力に圧倒されます。

騎馬警官を英国では「マウンテッド・ポリス」と言います。この馬、いろんな訓練を受け、晴れて「マウンテッド・ポリス」の馬になれます。

実は馬は頭がいいのですがとても敏感です。そして視野は正面を向いて350度くらい見えます。だからいろんなことが目に入ります。馬車の馬に横が見えないように目の脇を囲っているものがあります。あれはブリンカーというのですが前だけしか見えないようにする道具です。(競馬でも使います。)

ところで、英国の騎馬警官の馬はどんな訓練をするのでしょうか。例をあげましょう。道にボロきれや変なものが落ちていても怖がらず乗り手の指示で動くように訓練されています。普通の馬は不意に動くもの、ガガーンという音にはびっくりしますが、バケツをたたいても、旗をそばで振っても驚かないように訓練をします。
もっとすごいのは馬の近くに火のついた火炎瓶を投げても、逃げずに乗り手の指示通りに動くように訓練されています。人への危害で一番怖いのは馬が驚いて後ろ足を蹴り上げることです。こうしたこともないように徹底的に訓練されています。
自動車のクラクションの音。人が急にかけてくること。物を投げられること。デモなどで馬の足元で取っ組み合いの状況。こうしたことにも驚かないように、とてもよく訓練されています。群衆がモノを投げるデモなどがある時は、馬に透明のフェイスガードもするようです。

英国でマウンテッド・ポリスを見かけたら、馬をほめてあげてくださいね。