Polo British Country Spirit

日本の黎明期。英国の建築デザイナーによって傑作が作られた。

かつて「一丁倫敦」と言われた場所が東京丸の内にあります。
丸の内に西洋の街並を実現させようとした建築です。いま、三菱の街区になっています。一号館は三菱一号館美術館になっています。これを設計したのは英国人のジョサイア・コンドル氏です。彼は日本の黎明期に活躍した建築家です。

三菱は岩崎弥太郎氏が創設した組織ですが、台東区、池之端にある長男の本邸もジョサイア・コンドル氏の手によります。時の風が吹く庭園といわれ、重要文化財「旧岩崎邸庭園」として憩いの場にもなっています。

 ↑旧岩崎邸
敷地内にはコンドル氏の手によるスイス山小屋風のビリヤード室も設計されました。

 ↑岩崎邸敷地内のビリヤード室

当時、有力者はコンドル氏の設計にほれ込み、北区にある古川財閥の旧古川庭園も同様です。

同氏が洋館を設計しバラ庭園が隣接されています。またバラ園の先には京都の庭師、小川治兵衛作の日本庭園があり楽しみも倍化させています。日本文学研究家のドナルド・キーンさんは、窓から庭園を見える部屋に住みたいと、希望の部屋が空くまで二年待ったというエピソードがあります。

当時、有力者はコンドル氏の力量に惚れました。お茶の水にあるニコライ堂も彼の設計です。そしてなんと、洋風文化と社交の場の「鹿鳴館」も彼の設計でした。しかし、残念なことに価値を見出さず解体されました。今日「SDGsの時代と言われています。今だったら残したでしょう。

サスティナブルな時代です。かつてノーベル平和賞を授与されたマータイさんが「もったいない」を提唱しましたが、もう一度考えたいですね。
「残すべきものは残す」POLO BCS(※)が提唱する「FOR THE GOOD LIFE」も同じ考え方です。

 ※BCS:British Country Spirit