Polo British Country Spirit

英国車のブランドDNAは世界で受け継がれている。

自動車産業ほど栄枯盛衰、目まぐるしく社会現象に影響される産業はないでしょう。国際貿易問題、環境問題、部品のサプライチエーン問題など、開発の裏舞台に影響される課題は少なくありません。
市場競争力の低下、開発コストの上昇、それぞれの国情、規制。そして道路交通法などの影響で経営に頓挫し、退場していった車も少なくありません。

こういう中で英国の自動車産業も苦戦しました。
とくに影響したのはマスキー法という排気ガス規制です。アメリカで1960年に始まった規制ですが、70年に米国上院議員のマスキー氏によって、より強化されました。世界中の自動車会社がこの影響を受けました。

幾多の波を乗り越え現在に至る自動車会社ですが、英国も大きな影響を受けました。資金繰りも苦しく世界の支援を受けなくてはなりません。そこで、著名な英国の自動車会社も海外コラボレーション、あるいは支援を受けたのです。

実は英国の代表、ロールスロイスは1998年からドイツBMWの傘下になっています。その他、ベントレーはフォルクスワーゲンの傘下、ジャーガーとランドローバーは、インドのタタ・モータースです。

ミニの話は有名ですがBMWの傘下。変わり種は、コンパクト・スポーツカーのロータス・エリーゼ。なんとマレーシアのプロトン自動車の傘下です。

ところでここに、すごい事を感じます。これらをバックアップし、新しい育ての親になっている会社が、もともとの英車のDNAをしっかり守っているのです。「金は出すけど口は出さない」主義のようです。

わが国でも昔「ダットサン2000」や「トヨタS800」など往年のスポーツカーがありました。今日の日本の車は加速的な進化を重ねています。しかし残念ながら、車種を懐かしむ、そのブランドDNAをあまり感じません。

英国車は車中に入っても、インパネ回りも、英国を感じます。どこの国の傘下に入ってもトラディショナルを追及しています。(同時の革新性も)そしてブランドを感じます。
また気分は上質で人間的。これが人々を安心させるポイントでしょう。

とてもFEEL SO GOODです。