Polo British Country Spirit

都会でも林や森は再生する

昔、シャーウッドの森のロビンフッドのTV映画を楽しみました。そのころ英国は森の国に思えました。しかし英国は国土の森林比率はおよそ13%です。翻って日本はおよそ70%が森林です。英国も4000年ほど前は国土の全域が森林で覆われていたようです。しかし産業革命でエネルギー源として森林を伐採しました。いま、戻そうという動きもありますが気候や牧羊のため植生がなかなか回復しないのです。それでもガーデニングや森林を愛する英国では2050年までにロンドン市内を50%、緑地にする計画を進めています。

さて東京には神宮の森があります。言わずと知れた明治神宮です。
1920年に創建されました。この人工林、全国から寄贈された10万本の木々から始まりました。基本計画は自然の循環で森になる計画です。草木がそれぞれ朽ち、そして再生する植林計画です。低い木、中間の木、朽ちて栄養になる木、などなど。実は明治神宮の参道部分は整理されていますが、林の中(今は森)は、手を加えず自然のままにしてあります。

人の立ち入りは禁止で、虫、小鳥、小動物の楽園です。当時100年先を考えて、公害も予想し、樹木が勝手に淘汰されバランスをつくり出すという発想をしました。そのため、椎、樫、楠など照葉樹が植えられました。今は234種、3万6千本。自然の摂理の中でバランスし、100年経って立派な森になりました。

また、東京の「POLOオフィス」の近くに近代高層の青山アパートメントがあります。

そこには都会のオアシスがつくられています。せせらぎがあり、小鳥や水生昆虫も集まってきます。

緑の遊歩道の設計は、もともと青山に自生していた草木や環境になじむ植栽を研究して植えられています。マメザクラ、アセビ、カワヤナギ、テッポウユリ、ミヤコワスレ、アオダモなどなど。その種類は50種類以上。循環と環境適正を考えたサスティナブルな植栽になっています。ところでここの小川には柵はありません。子供達も遊ぶエリアですが自己責任。しかし幼児の一人歩きは親の責任です。

都会の森と言えば盆栽もあります。盆栽は今、世界中で人気になっています。
わずか10センチや50センチの盆器の中に時の経過をとどめ、宇宙さえ感じさせる美学にしています。

写真は樹齢400百年の黒松(左)と樹齢700年の真柏(しんぱく・右)です。幹のシャリ(枯れて白くなった部分=仏舎利から来ている)が悠久の時を感じさせます。
さあ、都会の中に森や林を探しに行きませんか!きっと近くにもありますよ。
とても“FEEL SO GOOD”だと思います。