Polo British Country Spirit

ロンドンのPUB(パブ)は男の社交場

英国にはおよそ7万軒以上のPUBがあります。

ロンドンの通りでも、ぐるりと見渡せば、必ずPUBの看板が目に入ります。このPUBは18世紀ころから発展しました。いわば「男達のいつもの居場所」です。地元民に支えられています。今はイギリスを代表する文化の一つと言えるでしょう。

PUBは元々パブリック・ハウス(公共の家)の意味です。みんなの家、男の大人たちの他愛のない情報交換の場です。今でも年齢制限や時間制限は厳しくあります(酒が飲めない年齢=18才未満。入ってはいけない年齢=14歳未満)。それ以外は自由。全く気が置けません。早く常連になることです。

カウンターにある酒は何でも飲めますが、主に飲むのはビールかビターか地元のエール。ワンパイント(約570cc)グラスで皆さんおいしそうに飲んでいます。支払いは(キャシュ・オン・デリバリー)その都度払うのが決まりです。

ところで気をつけなければならないのは「ラウンド・バイイング」。一人で飲むときは一人で払うが、連れがいるときは、まず誰かが相手の分も払う。複数人ならその分を払う。そして次には別の人が、また皆の分を注文して払う。大勢だったら自分の番が来ないかも知れません。しかしその次は自分が払う。気の利いた民主主義です。

PUBは男性客が中心ですが、女性でもOKです。日本の居酒屋は、つまみや肴がいろいろありますが、英国では数種類、だいたい皆、談笑しています。そしてPUBのない英国なんて英国人には考えられません。「なんでPUBに行くの?」これって「山があるから山に登る」に近いかもしれません。「PUBがあるからPUBに行く」なのです。
日本でも、英国風PUBの人気が出てきました。スポーツPUBという業態も生まれています。楽しくトラディショナルな空気を感じます。

ところでTIP(チップ)という言葉があります。PUBではもちろんチップはいらないのですが「To Insure Promptness」(速さを保証します)という頭文字が語源だとか。最初は「私のモノを先にくれ」と英国のPUBから始まったとか、いや、理髪店から始まった。と諸説がいまでも分れています。

英国に行ったら是非PUB に足を運び地元の空気を楽しんでください。実は英国人が気さくなことを知らされます。
GOOD TIME & GOOD LIFE。
出会いは夢の始まりですね。