英国の自転車に完成された定番とマスタピース（傑作）を感じる

「英国のアレックス・モールトンの自転車が、世界最速を出したことがある」と以前ブログに書いたことがあります。

自転車ブランドというとイタリアやフランス、そしてアメリカ、台湾などが有名です。しかし、それはツーリングやマウンテンバイクの話。実は究極の完成された定番自転車が英国にあります。その一つはブロンプトン（ＢＲＯＭＰＴＯＮ）というメーカーの折りたたみ自転車です。

英国の街ナカではよく見かけます。１９７５年に誕生しました。いわばミニベロかと思われますが、ジャンルは折りたたみ自転車です。
通称２０インチ程度の小径のタイヤの自転車をミニベロと言います。これはフランス語のVELO（自転車）から生まれた言葉です。折りたたみ自転車は独立したカテゴリーです。ブロンプトンは折りたたみ自転車として、完成度が高くほとんど基本は変わりません。進化し続ける定番と言えるでしょう。折りたたみ自転車のマスターピース（傑作）です。折りたたんで動かしやすい。組み立ても簡単。いろんな付属も楽しめる。英国の街角では多くの人に愛されています。

また英国はクラシックな自転車もしっかり存在しています。
それは歴史的メーカーのラレー（ＲＡＬＥＧＨ）です。創業は１８８８年。内装変速システムなど、世界の自転車の発展に貢献してきました。先進的な自転車も開発しています。　しかしニッカ・ボッカースタイルに合う自転車ならラレーのクラシックモデルが似合います。絵になると思います。

ところで定番自転車を楽しむ英国ですが、ビートルズを生み、モッズ（ＭＯＤＳ）というカウンターカルチャーを生むお国柄でもあります。自転車でもこれが英国から生まれたの？という、いさぎよいデザインがあります。

ストリーダ（ＳＴＲＩＤＡ）というスーパーモダンなデザインの自転車です。折りたためます。さしずめワンマイルウエアならず、ワンマイル自転車とも言えるでしょう。奇想天外なデザインと機能性の融合。楽しめます。

まだまだ「英国の定番」と「マスターピース」に目が離せません。
ますます人気の高まる自転車です。最もサスティナブルな乗り物ですね。
Ｕｍｍ　ＦＥＥＬ　ＳＯ　ＧＯＯＤ。時代に即していると思います。