英国では男性もジャムづくりに夢中です
18世紀の英国にゲーム好きのサンドイッチ四世と言われる伯爵がいました。ゲームをしながらパンに具を挟んで食べられるものを用意させました。真偽は定かではありませんが伯爵の名をとって「サンドイッチ」と呼ばれるようになったとの言い伝えがあります。
食文化では話題のつきない英国ですが、自慢のできる話もあります。それはジャムです。エリザベス女王は朝食にはマーマレードがお気に入り、という話も聞きます。柑橘の少し苦味のある味も、朝食にはぴったりかも知れません。
英国には多くのジャムブランドがあります。紅茶の国ですから、スコーンやサンドイッチ、トーストなどとジャム。この組み合わせは最適かも知れません。
ところで、英国ではジャムを家庭で作ることも多いようです。
果物の取れる時期に合わせてビンの収集の余念がないという話もあります。そして、びっくりすることは男性たちがジャムづくりを楽しんでいる事です。
↕こちら、弊社男性デザイナーが作る八朔のマーマレードジャム
果物はイチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリーが王道。その他、リンゴ、桃、イチジクも人気です。
人によっては、果物の形を残した「コンポート」のような状態を楽しむ人もいます。これはジャムというよりシロップ煮ですが、ヨーグルトに添えたり、アイスクリームに、あるいはケーキ作りに使ったりと楽しみ方は色々です。
その他、野菜もジャムになるものがあるし、マーマレードではありませんが皮まで煮込んだものも少なくありません。保存食のジャムは、フードロスもミニマムです。
今、英国では男性の楽しみにもなっている自家製ジャムづくり。男性がキッチンにいそいそと立つ。
なんだかGOOD LIFEの響きを感じます。