リベラルアーツ(Liberal Arts 知覚力)が重要な視点になってきた

By Chensiyuan - Own work, CC BY-SA 4.0, Link
世界一の知性を誇る、英国オックスフォード大学
世界で一級の大学と言えば英国やアメリカに多く存在しています。中でも英国のオックスフォード大学はその頂点として評価され、今日もその存在を誇っています。
卒業生はアダム・スミスからスチーブン・ホーキンス博士など、その他、多士済々。日本の天皇陛下や皇后様も学んでいました。
オックスフォード大学と並び称されるケンブリッジ大学のクラブ活動。
スポーツも大事。ケンブリッジのボート部の練習風景。
実は、英国は多様な宗教が存在し、多人種が在住する国としても知られています。キリスト教、イスラム教、ヒンドゥ教、シーク教、ユダヤ教、そして仏教など。
これらが普通に共存する国家です。LGBTコミュニティもあります。いわばダイバーシティ(多様性)国家です。(英国では性別、思考によって差別することは違法になっています。イングランドとウエールズでは2013年から同姓婚を認可しています)
写真は、セントマーチンカレッジ。美術・デザイン学校です。多くの企画者、デザイナーを輩出しています。卒業生はジェームス・ダイソン、テレンス・コンラン、ポール・スミス、ステラ・マッカートニーなど、多くの卒業生が世界中で活躍しています。
さて、今回は趣向を変えてリベラルアーツの話です。大学は専門分野を究める学府として人文学、数学、物理や生命科学、医学、社会科学などなど。オックスフォード大学も30以上の学部があります。
しかし、いま時代が変わろうとしています。国家や政治から影響を受けない自由で制限のない教育。「文系・理系」の複眼の教育。文法、修辞学、論理学、芸術、幾何、音楽、天文学など。
幅広い分野を学びながら知性を深める。専門分野だけでなく、多様な視点から問題を考える力を養う。これがリベラルアーツ、いわば知覚力(新しい教養)です。
新しい知性とも思われるロンドンの廃棄物ゼロレストラン「SILO」
リベラルアーツの視点で、ゼロウエイストに向かう。人気のレストランです。
垣根を越えて幅広い知恵を活かす。多様な視点から問題を組み立てる力をつける教育。この重要性が高まっています。その大きな理由はグローバルな人材が求められているからです。
いま、産業界では「パーパス・ドリブン」が叫ばれています。「何をやるか」ではなく「何故やるか」の重要性です。
英語の「School(学校)」という単語は、ギリシャ語の「楽しみ」を表わす言葉から生まれたと言われています。いま、こども達もプログラミングに夢中。楽しみながら学んでいます。
判断力、哲学、理念の重要性です。世界では温暖化を止めようとZERO WASTE
LIFE(ゴミ無し運動)が進んでいます。廃棄食材の問題が高まっていますが、すべての生活の見直しが始まっています。
ZERO WASTE。地球を守る知性です。
ここでも機能するのがリベラルアーツです。判断力のもとになる知覚力です。これこそが創造性、革新性、チームワーク、リーダーシップのもとになると考えています。
私達POLO BCSは、モノづくりが新たな負を生まないよう、リベラルアーツの視点に立脚しています。
いつまでも古くならない視点の商品開発。長く着るほど味が出る伝統の作業着。ライフスタイルに合わせた服が、いま求められています。
作業着などもお洒落な日常着になります。
私達POLO BCSは、これからもリベラルアーツに着眼し「コミット・トゥ・ザ・サスティナブルMD」= 持続可能なMD開発を約束します。