VUCAの時代の直中にあって

ちかごろ、多くの世界でVUCAの時代と言う言葉を耳にします。
これはとても多くの示唆を感じさせる言葉です。
VUCA(ブーカ)とは、V(ボラティリティ変動性)U(アンサーテンティ不確実性)C(コンプレキシティ複雑性)A(アンビギュイティ曖昧性)をさした言葉です。
私達はいま、こうしたVUCAの時代の直中にいます。社会学者も、経済学者も
変貌し曖昧性の強まる中で、明確な答えを出せていません。
それでも私達は前に進まなければなりません。今こそポジティブに発想する時代だと思っています。
実は、時代を創っている人々、そして世界の人々は、「これからは再び日本の時代」だと言っています。(単に経済や規模の優位性ではなく)日本➡和の国➡和(ハーモニー)の底堅さを感じ始めているのです。
世界が日本に向いています。清潔で、親切で、物静か。これは日本の特徴です。声高に叫ばなくても、静かな中に存在感がある。しぐさの中に艶がある。
「おもてなし」「もったいない」「おかげさま」の文化です。
伝統と革新が上手に融合している。日本を訪れる外国の方々は皆、驚いています。
数分おきに超高速で正確に走る新幹線。そうかと思えば、100年近く営業する
酒どころ、あるいは人々をいざなう日本独特の「居酒屋文化」。
安全、安心、清潔を代表するホームドアのある都会の地下鉄。
力のある人、高貴な人がそうでないひとのために発揮する「ノブレス・オブリージ」の意識も高まっています。
時代の転換点だからこそ、すべてがVUCAの網の中に存在しているようです。
もちろん私達POLO BCSは、たじろぎません。
先日、ある展示会で、伐採丸木の「ウケグチ」を売っていました。なんと一つ「1万1000円」。一本の木から一つだけ。伐木する時の最初にチエンソー入れた部分の木材です。価値は見方で変わると感じました。
写真は 伐採した木の一本に一つの「ウケグチ」消費税込みで ¥1、1000円。驚きました。
街には、新小学生が元気に通っています。男の子が黒のランドセル、女の子は赤いランドセル。このルールも変わりました。
TVコマーシャルや番組で見る左利き食事風景。これも慣れてきました。左利きに罪はありません。
お洒落な、近代ビルの中で、手作りの手箒を売っていました。原点がえりです。
ハイテク時代だからこそ、あえて手作りの手箒。味があります。
ピカピカに乗っているなあと感心した2CV
街には、1948年に生まれた2CV(ドゥ・シー・ボー)が今でも走っていました。「調子はどうですか?」の声掛けに。「おかげ様で、いいですよ」です。好きなんだなあ。と互いににっこり。
東銀座の老舗、食事と酒どころ。年季を感じます。
歩を進めれば、東銀座の老舗・酒どころ。時代が変わっても揺るぎません。
VUCAの時代。これから、おそらく大変容するでしょう。でも私達は、揺るぎません。時代はどんどん面白くなります。
ポロが作るベビー服。ネームの柔らかさも真剣です。
例えば、子ども達が初めて出合う子供服。最初に出合うものだからこそ完成度を体験させたい。そして私達はVUCAの時代だからこそ、ポリシーをもって、ポジティブに前に進んで行こうと思っています。