価値の革新の時代が始まった

価値の革新の時代が始まった

写真は東京日本橋の上に走る高速道路。空を取り戻すための工事が始まります。

近頃、経済や市場政策の中で「壁」を壊そうという動きがみられます。端的に言えば市場の境界を引き直そうということです。

バリューイノベーションを起こそうという動きです。言いかえれば「新しい時代の顧客の価値づくり」です。

眼鏡業界、理髪業界も大きく変わって成長を続けているところがあります。もちろんアパレル業界も大きく変革を起こしています。しかし変わらないもの、代わるものがあります。変えてはいけないものもあります。今回は不易と流行の視点で街に出てみたいと思いました、

主題の写真は、日本の中心といわれる日本橋の写真です。橋の上に高速道路。空が見えません。これはまずい。日本の恥。というわけで道路を地下に埋める工事が始まりました。3000億円ほどかかるといわれています。費用対効果?「歴史と美しさの保全」が勝ったと思われます。市場の境界を引き直すと同時に発想の境界も引き直す時代です。


写真は青山の花屋さん。テーブルフラワーやキッチンフラワー、リビング、エントランスフラワーなど、セットメニューを作り上げ花屋さん革命を起こしました。

街の花屋さんも大きく変わったのです。一本一本選んで購入していた花。今はセットメニューで簡単に選ぶことができます。

いま、そこにあるものや社内にあるものを有効に活かして使い、発展させることを「オーガニック・グロース」といいます。原野や棚田を前にした新感覚の旅館。これもオーガニック・グロースな感覚です、

昔、東京神田の近くに、万世橋駅舎がありました。それが交通博物館になり、今はレンガ造りのモールになっています。捨てるのでなく、壊すのでなく、新しい時代に合わせて価値を転換できるかが大切な事なのです。


写真は東京新橋から、「ゆりかもめ」で行ける「お台場海浜公園」

新橋から新交通ゆりかもめに乗り、まもなくの所。東京のど真ん中にビーチがあります。砂浜です。家族連れやご近所の方も散策にきます。近代的な生活圏の中に海岸がある。素敵な世界です。残す、時代にマッチさせる。これからは感性と知恵の時代です。

これからの価値の変革は、時代を予測して、取り除くか、減らすか、増やすか、創造するか。今までと異なる考え方が必要です。


写真は、エスカレーターに乗らず、階段で登る人のための応援プレート。ところどころに消費カロリーが提示されています。

ふと、駅の階段のステップを見ると何段でどのくらいカロリーを消費したかの表示がありました。エスカレーター、エレベーターもいいけど健康な方々は階段がおすすめの心意気を感じました。筋肉は使うけど、こころの息抜きになっています。


写真は ハーレ―ダビッドソン(バイク)のへその緒。

なに?実はハーレーダビッドソンは木枠にきっちり包まれて輸送されてきます。その時、揺れてバイクが壊れないようにきっちりと頑丈なベルトで押さえられて日本に来ます。一台に一本。いわば不要物。それを記念品にする。価値を高める。見事なサービスと言えます。

お客様の利益につながらない行動は長続きしません。POLO BCSは過剰でなく、欠落もなく、アパレルビジネスの王道を歩んでいます。無駄なく、しかもいつまでも新鮮。それがトラディショナル・ファッションだと考えています。最高のものを、適価で提供しています。


写真は永遠のニューネス。ブレザー。変わらずとも時代の空気を表現して永遠に新鮮です。

不易と流行。最高のバランスの中に勇気をもって商品開発。それがPOLO BCSの信条です。
いつまでもお客様視点。伝統と革新の共生。トラディショナル・ファッションは永遠だと思っています。