牧場のリーダー
こんにちは。 POLO BCS マスコットポニーのアルファです。
今日は牧場のリーダー馬であるロダを紹介します。
ロダは私の次ぎに牧場に来た馬で、やさしく頼れるお姉さんのような存在です。
ポニーとしては大柄で体高(肩の高さ)が130cmあり大人でも乗れます。
ちなみに私は一般的なポニーで体高105cmです。
ロダは栗毛で顔の白い線がチャームポイントですね。
私やチビ馬のナノは雑種ですが、ロダはウェルシュ・ポニーという馬種で、祖先はイギリスのウェールズ地方の馬らしいですよ。(英国淑女?!)
ロダには面白い癖があって、口をパフパフ鳴らすんですね。
お客さんが来るとそばへ行って口をパフパフ愛嬌をふりまいてお客さんを喜ばせます。
なので牧場のお父さんはロダのことを営業部長なんて呼んでいます。
チビ馬のナノはロダを慕っていていつもロダの側にいます。
毛色も似てるので一緒に居ると安心するみたいですね。
ロダとナノが並んで居ると『親子ですか?』ってよくお客さんに聞かれますが、血の繋がりはないし、大きさは違うけどふたりとも18歳で同い年なんです。
人間でいうと50歳くらいだから、中年のオバサンとオッサンが並んでるってところなんですね。
私たち馬の社会は順列のある縦社会なんですよ。
強いものが上に立ち権力があります。同時に下のものを守る責任もあります。
馬場で餌を食べるときはロダが食べるまでは誰も食べられません。
まちがって先に口をつけたら噛みつかれるか蹴りがとんでくるでしょう!
でもね..ロダって身体は大きいのですが、実は気が小さくてビビリなんですよ。
牧場の外へ散歩に出たときに風が吹いて草木がカサカサと音をたてると、『誰かいるの?』『誰かが私を狙ってる!?』ヤバイヤバイ早く牧場に帰ろう!ってソワソワしてして仕方ありません。
そんな時は言ってやるんです。
『ロダ、ビクビクしないで私についておいで。裏のリーダーは、一番古株の私アルファーだからね!』