オシャレ?『馬のツメきり』
アルファのツメ切ります
こんにちは。 POLO BCS マスコットポニーのアルファです。
今日は馬の蹄( ヒヅメ) についておはなしします。
蹄は馬の足先の硬い爪のような部分ですね。わたしたち馬にとって蹄はとても大事なもので、第二の心臓ともいわれています。馬が速く走れるのも蹄のおかげです。
足をできるだけ長く伸ばし、力強く大地を蹴って前へ進む。これには蹄が不可欠ですね。
また歩いたり走ったりする着地のときに蹄は伸縮して衝撃吸収をしています。
その際に蹄は足先から血液を心臓にもどすポンプの役割も果たしてます。
つまり心臓同様に血液を循環させる働きもしているということですね。
わたしたちの蹄( ヒヅメ) もみなさんの爪と同じように伸びるんですよ。
野生の馬だったら毎日野山を走りまわってるので、蹄は自然に磨り減るので大丈夫なのですが、牧場生活では定期的に切らないといけません。
蹄( ヒヅメ) がのびてしまうと歩きづらくなると共に身体のバランスも悪くなってしまいます。
馬のツメ切りは削蹄( さくてい) といってカマやヤスリ、大きなハサミのような道具を使って伸びた蹄を切ったり削ったりして整えます。
削蹄のようす( 中腰の人)+ツメの裏
ツメ切り( 削蹄) するときは脚を1本あげて切ったり削ったりするので3本脚で立ってないといけません。3本脚でもバランスとって立っていられますが時間かかると『早く終わらせてよ!』ってちょっとイラっとしちゃいます。
でも、ツメ切りしてる人は中腰で作業していて大変そうですね。
だから私も3本脚でガマンします。
そうそう馬の足の裏って見たことありますか?こんな形になってるんですよ。
蹄油ぬる+切ったツメ
ツメ切りが終わったらマニキュアも塗ってもらいましょう!
馬のマニキュアなんてあるの?って思うでしょ、これは蹄油( ていゆ) といってツメを乾燥から保護するんです。それにツメが艶々してオシャレしたみたいです。
それでは最後に今日切ったツメをお見せしましょう。
うまく切れるとCの形になります。けっこうのびてましたねぇ。
ツメが整って歩きやすくなりました。
これでまた元気に仕事できそうです!
これもまた、何か FEEL SO GOOD ですね。
それではまた~