英国には世界に誇れる田園都市や小さな素敵な村があります　

ロンドン郊外のリッチモンドはロンドンの人々の休日の憩いの場所としても有名な田園都市です。ロンドンの南西に位置し、丘の上から見る景観は見事です。隣接するリッチモンド・パークは周囲が１１キロメートル以上。ＮＹのセントラルパークの３倍もあります。

こんなシカの群れが公園にいるところなどはいかにも英国的です。

上級な田園都市として発展し、テームズ川に面するプロムナードや隣接するカフェで人々は休日のゆったりした時間を楽しんでいます。

このリッチモンドにはまた、ポロ・ビーシーエスが長年交流しているハム・ポロクラブ（HAM POLO CLUB・通称ロンドンポロクラブ）がリッチモンド・パークの西隣にあります。

↑2019年のポロ・ビーシーエス・カップ

ところでこうした田園都市の他、英国には世界に誇る素敵な村があります。その一つは英国中央部のコッツウオルズにある「バイブリー」です。

「天国に一番近い村」などと称されその美しさは言葉通りです。１４世紀ごろ羊飼い小屋として建てられ、その後、機織り職人の住宅として使われました。中でもアーリントン・ロウはバイブリーの最も有名な散歩道で絵葉書さながらの風情です。今はナショナル・トラスト（国民環境基金）で管理され、賃貸されて人々も住んでいます。

また、コッツウオルズの丘を流れるウインド・ラッシュ川のほとりには小さな「バーフォード村」があります。

表情は変わらず古典的な街ですがここには有名な教会があります。おとぎの国の教会と言われる「聖ジョン教会」です。ここは英国で１８しかない「５つ星教会」と言われています。面白いですね。

三つめの素敵な村は「プロックトン」です。

スコットランド、ハイランドの北西部の位置するプロックトンは海岸に面した白い家並みの素敵な集落です。とても小さな海浜の村ですが、ここもナショナルトラストの保護下にあります。

美しいたたずまい、伝統は一度なくしたら元には戻りません。
小さな村でも社会全体でこれを守ろうとする英国のスピリット。
小さくても世界に誇れる素敵な村。そこに根づくＧＯＯＤ　ＬＩＦＥ。
ぜひ訪ねてほしい所です。